僕が一番好きなキャラクターは『カーロス・リベラ』です!
あしたのジョー22

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『あしたのジョー』といえば誰しもが認める名作として有名ですが、今まで読む機会がありませんでした。
そんな名作を今更ですが一気に読破しました。

目次
●読む前はこんな感じの漫画だと思ってた
●実際に読んでみての感想!
あしたのジョー2

●読む前はこんな感じの漫画だと思ってた

『あしたのジョー』を実際に読んでみる前は、テレビなどでライバルの力石徹が試合後に亡くなる展開とか、最終回で真っ白く燃え尽きたジョーの姿などがよく名場面として紹介されていたことから過酷に描かれる単なるスポーツ漫画なんだろうなという印象でした。

●実際に読んでみての感想!

実際に読んでみて、まず感じたのはすげえ濃厚な人間ドラマやんっていう感想でした。

ジョーがドヤ街に流れてきて、丹下のおっちゃんと出会いボクシングの才能を見出されるがジョー自体はボクシングには興味を抱かず、事件を起こして少年院へ、少年院で力石と出会うことでボクサーになろうとするという展開で、あくまでボクシングは力石との勝負をつけるための手段としてやってるという感じで、ここでようやく『あしたのジョー』はボクシング漫画ではなくてジョーというキャラクターの人間ドラマなんだなと理解しました。

とはいいつつジョー以外のキャラクターにもちゃんとドラマがあって、最大のライバルである力石徹はもちろん、それ以外の対戦相手のボクサーにもしっかりとそのキャラクターとしての裏付けがあったり、単にジョーを引き立てるための脇役だと思っていたマンモス西の人生などもしっかり描かれていたりとなかなかに読みごたえを感じた作品でした。

個人的に好きになったキャラクターは世界ランク6位ベネズエラ出身の『カーロス・リベラ』で、最初は陽気なキャラクターとして描かれているけれども、リングに上がるとまさに「飢えた黒豹」で、ジョーとの正式な対戦ではお互いに反則だらけで最後にはノーコンテストになるという予想外の展開!

このときに『カーロス』というキャラクターが大好きになっていた自分は、
試合のあとの空港での帰国の場面では何もないところで転倒した場面を見て、
え?まさか・・・という嫌な予感を感じつつも

『カーロス』とチャンピオン『ホセ・メンドーサ』との試合の結果を楽しみに読んでいったわけで、
『ホセ』には負けるんだろうなとは予想できていたわけなんですが、まさかの1ラウンドKO負けのうえに試合後にはまさかの重度のパンチドランカーに・・・

あの廃人化した『カーロス』の姿を見たときは、正直めっちゃショックを受けました。

そしてラスト片目が見えない状態のジョーは、カーロスをパンチドランカーにしたチャンピオン『ホセ・メンドーサ』に挑むわけなんですけど、そんなん勝てるわけないやんと思いながら、どういった試合展開になるか予想もできずに只々読み進めていくのみ・・

そして読了・・

読んだ後に気づいたんですが、ジョーって、ここぞという試合では大体勝ってないんですよね、それでもジョーはカッコいいんですよ!!

最後にジョーがどうなったかが明確に描かれていないのもいいですよね。

ラストの感想はどう書いていいか文章化できない、ただなんか凄い作品読んだわーという感動だけが残りました。

あー久々に心にくる漫画読んだ―・・




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