5.1chサラウンドシステムを安価で組んでリアルサラウンドを構築するぞ!
リアルサラウンド3

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サウンドバーと、それ以下の価格で構築したリアルサラウンドを比べてみた場合どうなるのか?
スピーカー知識が少ないぼくが比べてみた結果・・・
こんな感じになりました。

INDEX
●目的
●サウンドバーで疑似サラウンド
●リアルサラウンド構築には何が必要?
●安価で構築した結果
●スピーカーを変更
●今後の予定
speaker_e

●目的

以前に、『安い予算でホームシアターを設置した結果  感想と反省点』という記事で僕の家に設置したホームシアターを紹介したのですが、
そこで書いたように音響はサウンドバーによる疑似サラウンドで構築しており、
サラウンド感や迫力のなさなどに少し不満を感じている状況なのです。

そこで今回その不満を解消するためにリアルサラウンドシステムを構築することにしました。

一度に出せる予算が限られているので、予定としてはまず安価でサラウンドシステムを構築していき、徐々にお金をかけたものに交換変更して、システムをバージョンアップしていく予定です。

●サウンドバーで疑似サラウンド

まずはリアルサラウンド構築前のホームシアターの状態を書いていきます。

使っているサウンドバーはYAMAHAのYAS-107 という「DTS Virtual:X」という高さ方向のバーチャル音場も実現できるバーチャル3Dサラウンド技術に世界で初めて対応した機種で、4K・HDR映像伝送のHDMI端子も搭載しBluetoothにも対応、価格もかなりお手ごろな商品になっています。
YAS-107_e
さらに後付けでサブウーファーを追加導入することもできるようになっています。

YAS-107だけでも低音は思った以上には鳴っていると思うのですが、アクション映画などをよく見るぼくにとっては地響きするような低音が物足りずにサブウーファーを追加していました。

ちなみにぼくが追加したサブウーファーはYAMAHAのNS-SW210という商品です。
NS-SW210_e
という以上の環境でぼくは疑似サラウンドのホームシアターで映画などを楽しんでいたわけなのですが、

ある程度使っていくとサラウンド効果に不満を持つようになってしまったのです。

決して商品として悪いものではなく音質も僕的には十分満足いくものだったのですが、
やっぱりサウンドバーの疑似サラウンド、
アクション映画好きで映画館によく行く自分的には物足りなく感じてしまったのでした。

その結果、リアルサラウンドを試してみたくなったわけなのです。

我が家のホームシアターのプロジェクターやスクリーンなどに関しては、こちらの記事安い予算でホームシアターを設置した結果  感想と反省点』を見てください。

●リアルサラウンド構築には何が必要?

リアルサラウンドを構築するにあたり何が必要かというと、
まずはAVアンプですね。

Dolby Atmos(ドルビー アトモス)やらDTS:Xといった最新の音声フォーマットに対応している最新のAVアンプの方が当然いいわけなんですが、AVアンプってめっちゃ高いんですよね。
型落ち品でも4万円くらいするんですよ。

正直、スピーカー関係の知識に疎い自分がそんなに簡単に出せる金額ではなかったので今回はリサイクルショップやネットのオークションサイトで安い中古品を狙うことに、
ただ安ければなんでもいいというわけではなく当然HDMI接続に対応していること、そしてサラウンドを楽しみたいので7.1ch以上に対応していることを前提に探すことに。

そして探し始めて4か月くらいして、このTX-SA606XというAVアンプを購入することに、
リアルサラウンド12
約10年前に発売されたものですが、条件のHDMI接続、7.1chに対応しておりメーカー希望小売価格8万円の代物です。

この中古品を5000円弱で購入することができました。

古いものなので耐久性に関して1番心配だったのですが5000円弱という価格で買ったので、最悪一年使えればいいかって感じで購入しました。

そして次にスピーカーを用意することに

当然スピーカーもどんな感じで7.1ch用に揃えていくのがいいのか全く分からなかったので、まずは安いのを買ってお試しすることに。

で、今回はリサイクルショップでONKYOのSC-AM330というスピーカーが4個
リアルサラウンド10
SC-CM330というセンタースピーカー
リアルサラウンド8
がセットで売っていたので購入することにしました。
価格は5個セットで3000円ほど。

そしてア〇ゾンで15mで2000円ほどのスピーカーケーブルを購入

ここまで1万円ちょいの出費!!
お試しとしては結構安く揃えられたのでは?

●安価で構築した結果

取りあえずスピーカー5個を手に入れたので、
それに最初から持っていたサブウーファーを使って5.1chでのリアルサラウンドを試すことに。

ちなみに7.1chはこんな感じでスピーカーを設置します。
リアルサラウンド14
5.1chの場合ここから背後の左右の2つのスピーカーがないものだと思ってください。

現在の構築状況

AVアンプ 
     
TX-SA606X
サブウーファー 
     NS-SW210
センタースピーカー 
     
SC-CM330
フロントスピーカー左右
     SC-AM330
サイドスピーカー左右 
     SC-AM330


ここからは感想になります。

サラウンド効果は確かに感じれました、確かにサウンドバーより上です・・・

しかし、というかまぁ予想はなんとなくしていたのですが思った以上に酷い・・
音質が・・・


最も酷かったのが映画を観た際のセリフの音質がヤバい

何が最も悪いのかというと、センタースピーカー・・・

センタースピーカーを繋げるとセリフのほとんどがセンタースピーカーから流れるようになるのですが音質がAMラジオを聞いてるみたいな感じ・・

センタースピーカーを外して4.1chとしてフロントスピーカー左右からセリフを流す方が遥によくなりました。

まぁ、当然それでも酷いのは酷いですが・・・

ということで、少しでも音質をマシにするためにフロントスピーカーとセンタースピーカーをもうちょっとマシなものに変えることに。

●スピーカーを変更

ということで貧弱な音響を少しはマシにするために以前の記事『ド素人がスピーカーをセーム革製の自作エッジで修理してみた』で紹介した、祖父の家で見つけて修理したAIWAのSX-9をフロントスピーカーに採用!!

時系列的にはSC-AM330を購入後にSX-9を手に入れた形になります。
スピーカーエッジ30
さらにこちらも同じように祖父の家で見つけたものですが、
リアルサラウンド6
NMBという会社が出してるCCS-200というスピーカーをバックスピーカーにすることに、
ちなみにこのスピーカー古すぎるせいかネット検索しても全く出てこず、NMBという会社名も某アイドルグループと被るせいで調べることができなく、どういうものか分かりませんでした。
リアルサラウンド7
最初バックスピーカーには、フロントスピーカーとして使っていたSC-AM330を使おうとしていたのですが、手持ちのスピーカーケーブルの長さがバックスピーカー用には長さが足らず、このCCS-200には取り外せないかなり長めのスピーカーケーブルが付いていたこともありバックスピーカーとして利用しました。

このスピーカーたちでフロントスピーカーの補強、そして4.1chから6.1chにバージョンアップすることに。

現在の構築状況

AVアンプ  
   
TX-SA606X
サブウーファー 
   NS-SW210
センタースピーカー 
   
なし
フロントスピーカー左右
   SX-9

サイドスピーカー左右 
   SC-AM330
バックスピーカー左右
   CCS-200


で、ここからは感想です。

正直めちゃくちゃ良くなりました・・・

フロントスピーカーの音質が段違いによくなり、なんとかまともに映画を楽しむことができるレベルまで上がりました。

ただ、音質に関してはまだまだYAS-107の方がやっぱりいいですね、
さらにセンタースピーカーが不在なのでセリフが若干聞き取りにくいといった部分もあります。

それにスピーカーに統一感がないのでバランスの悪さも感じ取れます。
映画を観る際にはスピーカーのバランスはそこまで気にならないのですが音楽を楽しむさいには気になるところです。

当面はYAS-107と併用して使っていく予定です。


music_ongaku_kansyou_e

●今後の予定

今後もっと音響のレベルを上げたいので色々買い替えていく予定です。
ホームシアター用として使っていくので、まともなセンタースピーカーを買い、
さらにスピーカーに統一感を持たせてバランスを整えて音楽なども楽しめるようにしたいと思っています。


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