古くてボロボロのスピーカーを修理するのって意外と簡単かも?

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みなさんの家には使ってない古いスピーカーとかありませんか?
スピーカー知識がないと古いスピーカーなんか全く価値がないと感じると思うんですが、実はスピーカー自体の性能は最新のものとそんなに変わらないし、なんなら昔のバブル時代に販売されてたものの方が贅沢な仕様で作られていて、今でも数万円で取引されていたりします。
注意!この内容を参照した事によって何かしらの損害を被った場合でも、
このサイトの管理人は責任を負いません。
INDEX
●目的
●エッジってなに?
●エッジを自作して修理
●結果と感想
今回は最近になってスピーカーに興味を持ってきたド素人のぼくが、もともとの音質はいいけど経年劣化によりボロボロになってしまった古いスピーカーを自分で修理できるようになるために行いました。
今回修理するスピーカーはこちら、
祖父の家に眠っていた40年以上前のものだと思われる、AIWAのSX-9というスピーカーです。
ツイータは問題ないのですが、ウーファーのエッジがボロボロで低音はまともに鳴らない状態です。
調べてみた限りだとそんなに価値はないみたいなので、素人のぼくが修理の練習台にするのにピッタリです。
エッジとは下の画像で丸く囲んだ部分のもので画像の白いコーンという部分を支えているものになります。
スピーカーはコーンが振動することにより音が出るわけなんですが、そのコーンの振動の動きを支えるために柔らかい素材でできています。
今回修理するこのスピーカーのウーファ―のエッジを見てみると・・
完全に崩れて無くなっていることが分かります。
昔のスピーカーのエッジはウレタン製でできているものが多く、数年おいておくと経年劣化によりボロボロに崩れてしまうのです。
まずは、修理しやすいようにウーファーを取り外します。
こんな感じで配線が繋がっていますが、
配線がちぎれないように根本を抑えて引っ張れば…
簡単に抜くことができます。
まずはボロボロになったエッジを完全に除去して綺麗にします。
こんな感じでエッジの残骸が張り付いているので、それをカッターやマイナスドライバーでこそぎ落としていきます。
エッジの残骸はコーンの裏にも
こんな感じでこびり付いています。
ものによってはエッジを張り付けていたノリが硬くこびりついているものもありますが、
今回はかなり年数がたっているせいかマイナスドライバーでこするだけで簡単に除去することができました。
綺麗に除去できれば新しいエッジを取り付けるだけです。
新しいエッジは、サイズが合うものがあればア〇ゾンなどでゴム製のものが安く手に入るのですが、今回のスピーカーは古すぎることもあり合うものがなかったので自作することにしました。
まずは紙にコーンの型をとります。
さらにエッジの貼り付け跡から外径、内径を測ります
するとこんな感じの型紙ができました。
で、エッジをこの型紙から作るわけなんですが、
エッジの材料は車の清掃でよく使われているセーム革という鹿の皮が、スピーカーの音質的に最適らしいのでそちらを使うことに。
ちなみに和紙などでも作ることは可能だそうです。
今回用意したセーム革はアマ〇ンで800円ほどで手に入れることができました。
音質的にはセーム革の厚さなどをこだわった方がいいらしいのですが、今回はあくまで練習なので、できるだけ安く手に入るものを選びました。

こんな感じで型紙からセーム革製のエッジは完成!!
実際にのせてみるといい感じのサイズ感です。
このエッジを革用の接着剤で貼り付けていきます。
コーン裏に張り付けるのが難しそうだったのでそちらから貼り付けて、その後外径部分を貼り付けることに・・・
できるだけ接着剤がはみ出さないように、少量つけて薄ーく伸ばしていきます。
貼り付け後、念のために1日乾燥させて完成!!
パッと見の見た目は悪いですが、
元通り接続してネットを被せばそんなに気になりません。
修理の結果、アンプにつないで音を鳴らしてみると、しっかりと低音が鳴るようになりました!!
音質もよっぽど音質にこだわりがあるような人でない限り、問題ないと思います。
思った以上に簡単で、仮に業者に修理を依頼する場合、数万円かかってしまうらしいので、音質にこだわりがある人や不器用な人以外は自分で行うのがお勧めです。
ちなみに今回かかった費用はセーム革が800円、接着代120円の920円しかかかりませんでした。
スピーカー知識がないと古いスピーカーなんか全く価値がないと感じると思うんですが、実はスピーカー自体の性能は最新のものとそんなに変わらないし、なんなら昔のバブル時代に販売されてたものの方が贅沢な仕様で作られていて、今でも数万円で取引されていたりします。
注意!この内容を参照した事によって何かしらの損害を被った場合でも、
このサイトの管理人は責任を負いません。
INDEX
●目的
●エッジってなに?
●エッジを自作して修理
●結果と感想

●目的
今回修理するスピーカーはこちら、


調べてみた限りだとそんなに価値はないみたいなので、素人のぼくが修理の練習台にするのにピッタリです。

●エッジってなに?

今回修理するこのスピーカーのウーファ―のエッジを見てみると・・



このエッジ部分さえ修理してしまえばスピーカーとして復活させることができるわけです。
●エッジを自作して修理



まずはボロボロになったエッジを完全に除去して綺麗にします。






新しいエッジは、サイズが合うものがあればア〇ゾンなどでゴム製のものが安く手に入るのですが、今回のスピーカーは古すぎることもあり合うものがなかったので自作することにしました。
まずは紙にコーンの型をとります。



エッジの材料は車の清掃でよく使われているセーム革という鹿の皮が、スピーカーの音質的に最適らしいのでそちらを使うことに。
ちなみに和紙などでも作ることは可能だそうです。
今回用意したセーム革はアマ〇ンで800円ほどで手に入れることができました。
音質的にはセーム革の厚さなどをこだわった方がいいらしいのですが、今回はあくまで練習なので、できるだけ安く手に入るものを選びました。






貼り付け後、念のために1日乾燥させて完成!!
パッと見の見た目は悪いですが、


●結果と感想
音質もよっぽど音質にこだわりがあるような人でない限り、問題ないと思います。
思った以上に簡単で、仮に業者に修理を依頼する場合、数万円かかってしまうらしいので、音質にこだわりがある人や不器用な人以外は自分で行うのがお勧めです。
ちなみに今回かかった費用はセーム革が800円、接着代120円の920円しかかかりませんでした。
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コメント
コメント一覧 (1)
40年前のスピーカーを持っているのですが、押し入れの奥で寝ています。
いつか鳴らそうと思っているので、その時参考にさせて頂きます。m(_ _)m