こんな残酷な運命受け入れられるの?
わたしを離さないで2_e

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原作は2017年にノーベル文学賞を受賞した、
カズオ・イシグロさんの作品「わたしを離さないで」(邦題)

日本では多部未華子さん主演で舞台
化、綾瀬はるかさん主演でテレビドラマ化もされました。

感想において若干のネタバレが含まれていますので
まだ観ていない方は注意してください!


目次
●映画説明
●あらすじ
●感想
●おすすめ度

●映画説明

原題:Never Let Me Go
制作年:2011年
監督:マーク・ロマネク
主要キャスト:
キャリー・マリガン
アンドリュー・ガーフィールド
キーラ・ナイトレイ

予告動画


●あらすじ


外界から隔絶した寄宿学校ヘールシャムは、他人に臓器を“提供”するために生まれてきた〈特別な存在〉を育てる施設。キャシー、ルース、トミーは、そこで小さい頃から一緒に過ごしてきた。しかしルースとトミーが恋仲になったことから、トミーに想いを寄せていたキャシーは二人のもとを離れ、3人の絆は壊れてしまう。やがて、彼らに逃れようのない過酷な運命が近づく。ルースの“提供”が始まる頃、3人は思わぬ再会を果たすが……。
引用元:映画『わたしを離さないで』オフィシャルサイト


●感想

原作は読んでませんので映画を観ただけの感想になります。

簡単にどういう映画かというと臓器を提供するために産まれてきたクローンたちの青春を描いたヒューマンドラマで、
臓器を提供するために産まれてきたクローンと聞くと、
映画「アイランド」でその事実を知ったクローンが反抗するサスペンスドラマ的なものがありましたが、そちらとは全く違った映画になっています。

「わたしを離さないで」ではクローンの臓器提供がその世界では当たり前のことになっており、その事実を教えられたクローンの子供たちは動揺もせずそのことを受け入れているように見て取れる、観ていてなんだか頭が痛くなる残酷で異常な世界観になっているんです。

さらにある程度大人になったクローンたちは、
臓器提供の猶予申請というものにすがろうとするのですが、そんなものは存在しないと知った彼らはそのことに悲しみつつ、その結果を受け入れ臓器提供をして人生を終えていってしまいます。

正直彼らの生き方は受け入れられない・・・

なんの抵抗も示さないのは、子供のころからそういう風に育てられたからと言われれば反論できないけど、彼らにはなにか行動を起こして欲しかった・・

教師が彼らに貴方たちは将来何物にもなれませんと語った場面が強烈すぎてぼくの頭から離れないんです、辛すぎるでしょ?

個人的になんとも残酷で救いがなさすぎて観てられない映画でした。

●おすすめ度

★★★星5個中3個です。

役者たちの演技は素晴らしく心揺さぶられる場面は度々ありましたが、物語の尺が短すぎたせいか心理描写など足らない部分が多いように感じたり、学園生活の場面で退屈に感じるところがあったので★3つにしました。

それにクローンの彼らになんにも希望がなく悲惨さだけが残るこの作品は僕には受け入れられませんでした。


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