2019年に全米で新作公開予定のターミネーターシリーズの第5作「ターミネーター:新起動/ジェニシス」をレビューしました!
ターミネーター:新起動_e
出典元:Amazon.co.jp

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感想においてネタバレが含まれていますので

まだ観ていない方は注意してください!


目次
●映画説明
●あらすじ
●感想
●おすすめ度

●映画説明

原題:Terminator Genisys
制作年:2015年
監督:アラン・テイラー
主要キャスト:
アーノルド・シュワルツェネッガー
ジェイソン・クラーク
エミリア・クラーク
ジェイ・コートニー
J・K・シモンズ
マット・スミス
コートニー・B・ヴァンス


予告動画


●あらすじ


2029年、ロサンゼルスでは人類抵抗軍が人工知能による機械軍との戦いに終止符を打とうとしていた。1997年、機械軍による核ミサイルで30億人もの命が奪われた“審判の日”以来の悲願がかなうときが目前に迫る。一方機械軍は、抵抗軍のリーダーであり、驚異的な力を持つ予言者ことジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)を生んだ母サラ・コナーを亡き者にすべく、1984年にターミネーターを送り込み……。
引用元:シネマトゥデイ

●感想

作品冒頭は審判の日からはじまります。
そして未来の場面、人類の救世主であるジョン・コナーが自分の部下でそして父となるカイル・リースをタイムマシンで過去に送ります。カイルを見送る瞬間なにものかに襲われるジョン・コナー・・・
ここまでは、カイルの役者さんがガチムチすぎて、過去にマイケル・ビーンが演じてた筋肉ついてるけど栄養足りてない感があるカイルとイメージが違ってたり、ジョンがあんまりカッコよくないと少し言いたいことあるけど、よくできてていい感じです。


そしてここからカイルがホームレスからズボン盗って警察に追われたり、望遠鏡のところでシュワちゃんに絡むヤンキーが出てきたり名作「ターミネーター」と同じ場面があるのですが、「ターミネーター」と違った展開になっていきます。
ここの展開がまぁ、おもしろい・・・
すでに仲間シュワちゃんがいてサラと共に、
送られてきたばかりの敵シュワちゃんと戦ったり、
そして液体金属ターミネーターT-1000も出てきます。
T-1000の倒し方も今作オリジナルでしっかり納得できるやり方で倒します。

過去作のオマージュが含まれていますが、独自のアイディアがしっかり練り込まれ、
正直ここまではめっちゃテンション上がって見れました・・・・。


そしてなんやかんやでカイルとサラをタイムマシーンで審判の日が起こるのが予定より伸びた現在(2017年)の世界に送ることになります。
現在(2017年)の世界に送る理由は分かりますが、かなりとってつけた感があってここでちょっと、えっ?となりました。

そのあともトンデモ展開が起こります。
カイルが過去に送られたときに襲われていたジョン・コナーが2017年の世界に現れます。

しかし、このジョン・コナー実は改造されて新型ターミネーターとなったT-3000だったのです。
そしてなんやかんやまたあって、最後にシュワちゃんは液体金属のプールに沈んだのですが、なぜかアップデートされてT-1000のように液体金属タイプのターミネーターになります。

この瞬間、
「ターミネーター:新起動/ジェニシス」は3部作の1作目として作られたのですが、
絶対このストーリーの続きは作られないだろうなと思いました。

色々言いたいことは多いのですが、1番言いたいのはジョン・コナーをなんで敵にしたんやって、ことです。

そして敵にしたあげく、カイルとサラの息子で色々思うところがあるはずなのに
そんなに深くは心情は語られず、両親に倒される息子コナー・・・
なにがしたかったんや?

途中までは本当に面白かったのに残念・・・。

案の定、2019年公開予定の新作では1と2の完全続編で
3、4、そして今作
「ターミネーター:新起動/ジェニシス」は無かったことになってるそうです。

●おすすめ度

☆☆☆星5個中2個です。

前半の「ターミネーター」1作目と同じタイムラインで進む展開のなか、
1作目とは違ったことが起こるという展開はターミネーターシリーズのファンの方なら必見
ですが、途中で未来にタームトラベルする展開になったところからかなり残念なできです。

あとターミネーターシリーズはどれもちょっと重い雰囲気があったように思うのですが、
今回は軽い印象なんですよね、2019年公開予定の新作に期待したいです。




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