「それでも町は廻っている」で有名な石黒正数先生の新連載作品「天国大魔境 第1巻」のレビューです。

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目次
●商品紹介
●作品解説と感想

●商品紹介

発売自体は2018年7月末ごろで、発売してることに今更気付いたので遅めのレビューです。
連載自体は「月間アフタヌーン」で2018年3月号から開始されました。

表紙はこちら
天国大魔境

絵を見る感じキャラクターの服装や潰れた建物から、かなり現在よりの近未来系SF作品といった感じが読み取れます。

石黒正数先生は、
過去に「それでも町は廻っている」や「木曜日のフルット」などの日常系にちょっとSFを混ぜた感じのものや、「ネムルバカ」、「響子と父さん」などの完全日常系を連載していて印象的には日常系漫画が得意のように感じますが、「外天楼」というSF作品を描いていたり、短編作は完全なSF作品が多く、初期の短編作「スイッチ」は「世にも奇妙な物語」で実写化されたりしておりSF作品が得意な作家さんのようです。
それ町フルット
ちなみに
「それでも町は廻っている」は少しだけ読むと1話完結のただの日常系にしか見えませんが、実は掲載されてる順番の時系列がバラバラになっていたり、色々凝った作品になっています。
(すごいのは時系列がバラバラで描いているのに時系列順に並べると登場人物の髪型や服装、登場するキャラクターなど矛盾がないようにできており、めちゃくちゃ感心させられます。)


そして今回の連載作品「天国大魔境」もSF漫画のようで、かなり期待できる作品となっています。

ちなみに第二巻が2019年1月発売予定です。


●作品解説と感想

この作品、”壁の中のよく分からない世界の物語””荒廃した世界を旅する物語”の2つの物語が並行して進んでいきます。

”壁の中のよく分からない世界の物語”の方は、超能力が使える子供たちが壁に囲まれたよく分からない施設の中で生活している物語となっています。

そして”荒廃した世界を旅する物語”は、コミックス表紙の少年少女が主人公で「天国」と呼ばれる場所を探すために旅する物語になっており、こちらの世界では人食いの異形の生物が現れたりビームが出る銃が存在したりと、また違った感じになっています。

一見2つの世界は全く異なる物語のように感じますが、微妙に世界が繋がっているような部分がでてきたりします。
しかし第1巻では明確なつながりがあるとは言えず、謎は深まるばかりで続きがすごく気になる展開となっています。

物語の方は第1巻だけでは謎が全く解き明かされないのでなんとも言えないのですが、この作品の世界観やキャラクターの魅力などはかなり良くてSF好きな方は絶対に読んで欲しい作品です。

ちなみにぼくはこの作品の荒廃した世界をサバイバルしているところや、謎の施設のディストピア感がかなり好みです。


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